新規事業アイデアの考え方!思考に便利なフレームワークまとめ

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新規事業アイデアを考えることは難しい?

新規事業のアイデアが浮かばない!考え方がわからない!という言葉をよく聞きます。
しかし、企業の存続、成長や拡大を目指すなら、新規事業を考えることは必須の条件となります。

ビジネスの潮流の変化が早く、日々新たな技術も開発されていく現代社会において、「わからない」「難しい」という理由で思考や行動を放棄することは廃業に向かうことを意味します。

昨今であれば、コロナ禍による社会情勢の変動、IT技術の革新によるDX(デジタルトランスフォーメーション)やメタバースの活用は企業に新たな事業の可能性を示してくれています。

新規事業のアイデアとは、何も「メタバースを超える新たなイノベーションを創出しろ!」というものではありません。

確かに慣れは必要ですが、フレームワークを活用したり、コツを押さえたりできれば、誰でもできるようになるでしょう。

柔軟に新規事業アイデアを考えられるようになりたい方には必見の内容です。


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アイデアの発想には慣れが必要なのは事実

新規事業アイデアの考え方も、日々の積み重ねから始まる

アイデアを生み出す力は一朝一夕で身につくものではありません。

身近な課題や出来事から着想を得て、そのヒントをアイデアに昇華させるには普段から考える癖づけをする必要があります。

人間は意識しなければ情報を認知しません。
つまり、漫然と日々を過ごしていても発想力は全く伸びないということです。

身近で活用しやすい事例で言うと、SDGsなどの指標をもとに自社においてはどんな取り組みができるのか考えてみるのも良いトレーニングになります。

日常に溢れる情報や技術を組み合わせる、従来の使用法からの転用を考えてみるなど、アプローチの幅が持てると発想する力は徐々に伸びていきます。

こうした経験を重ねていくことで、頭の中の情報が有機的に結びつき、一瞬でパッとひらめく頭脳へと進化していくのです。

基本的な考え方のトレーニングについてはこちらの
新規事業を生み出す!発想力の鍛え方を参考にしてみてください。

発想力の引き出しを増やすのがフレームワークの役割

発想力の素地を鍛えることと並行し、ぜひ覚えていただきたいのが今回のテーマでもあるアイデアを生み出すためのフレームワークです。

思考の型とも言えるフレームワークを上手に使うことで思考の効率を上げることが可能になります。
今回の記事では、新規事業アイデアを生み出すためのフレームワークを一覧で紹介しています。

ビジネスのシーン毎で活用できるフレームワークは異なりますので、それぞれどのタイミングなら最も効力を発揮するか考えて使用していきましょう。

また、ページをブックマークしておくと、困った時にすぐ見返せるので便利です。
それではこの後、各フレームワークについて、役割と使用法を個別に説明していきましょう。

自社・競合・市場の理解を深めるためのフレームワーク

市場調査をするためのフレームワークをまとめる。

3C分析

参入したいマーケティング環境を整理、把握することに長けた手法です。
下記の3つのCをもとに分析を進めていきます。

3C分析で得た外部環境、内部環境への理解はSWOT分析への応用が効果的です。

  • Customer(市場、顧客):市場規模、成長性、ニーズなど
  • Competitor(競合):競合企業、寡占度、参入障壁、他社戦略など
  • Company(自社):MVV、自社リソース、強み、弱みなど

VRIO分析

企業が保有する経営資源を4つの視点で着目し、強みと弱みについて評価していく手法です。

自社がどのような独自性や競争優位性を持っているのか、競合とどのように戦っていけば勝てるのかをそれぞれの項目に当てはめて分析していきます。

  • Value:経済的価値
  • Rarity:希少性
  • Inimitability:模倣困難性
  • Organization:組織

※上記と似た視点として、コアコンピタンスの考え方もあります。

コアコンピタンス=事業の中核となる強み

  • Imitability:模倣可能性
  • Transferability:変換可能性
  • Substitutability:代替可能性
  • Scarcity:希少性
  • Durability:耐久性

SWOT(スウォット)分析

自社の外部環境と内部環境を4つの観点で要因分解することで、後に自社がとるべき戦略を検討する手法です。

上記の4つの要素を踏まえて分析することで、既存事業の改善点や差別化のポイント、新規事業の柱となるアイデアを得ることができます。

  • Strength(強み):自社の長所、得意な領域や内的ポジティブ要因
  • Weakness(弱み):自社の短所、苦手な領域や内的ネガティブ要因
  • Opportunity(機会):自社に好影響を与える外的ポジティブ要因
  • Threat(脅威):自社に悪影響を与える外的ネガティブ要因

SWOT分析で得た理解は、経営方針やマーケティング戦略を立案するシーンでも役立ちます。

STP分析

市場構造を把握し、ターゲットを絞ることに適した手法です。
分析を進める際はユーザー目線を意識し、客観的に進めていきましょう。

  1. Segmentation(セグメンテーション):市場構造を細分化
  2. Targeting(ターゲティング):狙う市場の決定
  3. Positioning(ポジショニング):立ち位置の明確化

ポジショニングマップ

比較したい領域の中で、自社と競合他社の立ち位置を視覚的に把握する手法です。
自社がどの軸なら優位性を保てるか、どの領域を想定顧客とするか考える際に役に立ちます。

上記のSTP分析と併用することで、より効果的な活用が期待できます。

<作り方>
  1. ポジショニングマップの軸を縦と横の2軸で選定する
  2. 自社と競合他社(の製品)をマップ上にプロットする

アイデアを生み出すためのフレームワーク

アイデアを生み出すために個々の思考を組み合わせていく

ブレインストーミング

複数人で1つのテーマに対して自由に意見を出し合うことで新たな発想を生み出します。
三人寄れば文殊の知恵と言いますが、まさに複数の頭を使うメリットを集約した思考法です。

既成概念に囚われず、どんどん視点や思考を広げることを意識してみましょう。
また、後述するKJ法やマインドマップと組み合わせることで更に効果を発揮します。

ブレインストーミングを実施する際、絶対に守りたいルールが5つあります。
ルールを守らないとせっかくのブレストも効果が出ないので注意が必要です。

下記の5つのルールを守り、ブレインストーミングの効果を最大化しましょう。

<5つのルール>
  • 質より量!アイデアの質にこだわらない
  • 自由な発言が意義!誰かのアイデアを否定しない
  • 議論をしない!ここではアイデアを出すことが目的
  • 全員が発言する!偏った人しか発言しないとブレストの意味がない!
  • 最後にアイデアを集約!出たアイデアを放置して終わらない

マインドマップ

テーマと関連するキーワードを探る上で有効な手法です。
ブレインストーミングの手法と併用することでより効果的に使うことができるでしょう。

それぞれの情報の相関性が一目でわかりやすく、各要素を図解することで思わぬ発見が得られることもあります。

<やり方>
  1. 用紙の中央に議題となるメインテーマを配置
  2. メインテーマから連想される情報を線で繋ぎながら放射状に展開、マッピングしていく

KJ法

漠然と散らばったアイデアをグルーピングして図解化し、その後文章化することで一つの意味のある集合体に変えることができます。

情報を効率的に整理する手法であり、前述のブレインストーミングと合わせて使うと効果的です。

<やり方>
  1. ブレインストーミング等でアイデアを付箋等に書き出す
  2. 出てきたアイデアをグルーピングする
  3. それぞれのグループの関係性を図解化する
  4. 図解化した内容を文章化する

アンチプロブロブレム

思考が行き詰まった時に活用できる手法です。
本来解決したい課題とは逆の課題を設定することで解決策を求めていきます。

《使用例》
  • 本来の課題=質の高いリードを獲得する方法
  • 逆の課題=質の低いリードを獲得する方法

この時、どうすれば質の低いリードを獲得できるか?を肯定的なワードで考えてみましょう。

そうすることで、逆説的に「やってはいけないこと」「避けるべきこと」が明確になり、本来目指す課題解決を考える際の助けとなります。

アイデアをブラッシュアップするためのフレームワーク

新規事業アイデアをブレイクスルーさせる考え方

5W1Hを変えてみる

説明の基本とも言える5W1H(WHY、WHO、WHAT、WHEN、WHERE、HOW)はアイデアをブラッシュアップする手法としても使えます。

既存の事業の事例をベースに、その5W1Hを変えることで新たな切り口を探します。

WHY=なぜ

既存のプロダクトがなぜ使われているのか分析し、別の理由で使いたいと思わせることができないか検討します。
新たなベネフィットを考えることができれば、それが新規の事業アイデアに繋がります。

WHEN=いつ

既存のプロダクトがいつ使われているのかを前提とし、別のタイミングで使うことで得られるベネフィットを考えます。

WHERE=どこで

既存のプロダクトがどこで使われているのかを踏まえ、使用する場所を変えることで得られるベネフィットを考えます。

WHAT=何を

現在提供しているプロダクトの価値を変えられないか検討します。
何かを要素を付加するのか、削減するのか、それともガラッと変えるのか。

競合他者との兼ね合いや自社の優位性を考えながら新たなプロダクトを考えてみましょう。

HOW=どのように

既存のプロダクトがどのように使われているのかを考え、その使用方法や利用手順を変えることで生まれるベネフィットがないか検討します。

WHO=誰が

上記を踏まえ、新たなターゲットとなり得る顧客のペルソナを分析していきます。
性別、年代、職業、嗜好、価値観などの属性を絞り込んでみましょう。

提供できるベネフィットが変われば、価値を感じるユーザーも変わります。

オズボーンのチェックリスト

アイデアの改良や応用に向いた解決型の手法です。※別名:SCAMPER(スキャンパー)法
事前に設定されたチェック項目に回答することでアイデアを深掘りしていく手法となります。

<チェックリスト9ヵ条>
  1. 転用(Other uses):他の使い道はある?
  2. 応用(Adapt):似たものがあるか?真似できる?
  3. 変更(Modify):新しい修正は可能?
  4. 拡大(Magnify):何か要素を付加できる?
  5. 縮小(Minify):何か要素を削減できる?
  6. 代用(Substitute):他のアプローチはある?
  7. 再調整(Rearrange):既存の要素にアレンジを加えられる?
  8. 逆転(Reverse):用途を逆転できる?
  9. 合体(Combine):他の要素と組み合わせたらどうなる?

アイデアを実現させるためのフレームワーク

不可能を可能にし、実現するためのフレームワーク

マンダラート

目標達成へのプロセスを明確化する手法です。
仏教の曼荼羅のような構造に見えることから、マンダラートと名前がついています。

アイデアが生まれた後、それをどのように実現するかスタートから目標達成までの道のりを視覚化することに優れています。

タスクを可視化しやすいため、目標達成までの方法で悩んだ時に効果を発揮します。

<使い方>
※1マンダラート=9マス(3×3)
  1. 1マンダラートの中央1マスに達成したい目標を記入
  2. 目標を記入した中央1マスの周辺8マスに目標達成に必要な条件を記入
  3. その必要な条件を中心1マスに転記したマンダラートを最初のマンダラートの周辺8ヶ所に展開 (合計9マンダラート)
  4. それぞれの必要条件を達成するために必要な条件をその周辺8マスに記入
  5. 合計9マンダラート(81マス)が埋まった状態にする
  6. 全81マス内の似た要素をグルーピングしていく(重複=重要)
  7. 重要なものから優先順位をつけて対応していく

4P分析

自社のサービスや製品をどのように市場に浸透させていくか考えるマーケティング手法です。
顧客への価値を最大化させるにはどうしたらよいか、下記の4点を検討します。

  • Product(サービス・製品):何を売るか?
  • Price(価格):いくらで売るか?
  • Place(場所):どう提供するか?
  • Promotion(販促):どう訴求するか?

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アイデアを新規事業として動かすためのフレームワーク

バックキャストアプローチ=あるべき未来からの逆算

1年、2年、そして5年、10年と順算で考えるのではなく、理想とする未来の状態から逆算してやるべきタスクやプロセスを検討する手法です。

例えば20年先に自社はどのような状態になっているべきなのか。
そのために必要なこと、懸念すべきことはなんなのか。

短期的なアイデアだけでなく、中長期的な視点でのアイデア出しに向いています。
考え方の例は以下のようになります。

  • 「このプロジェクトは5年後、どうなっていたら成功と言えるか?」
  • 「この新規事業が10年後、どうあるべきか?」

タイムマシン、コピーキャットアプローチ=成功事例を移植する

他国で既に成功したビジネスの事例を国内競合他社よりも先にコピーして展開する手法です。

最近はSNS等で海外の事例や流行を即座にキャッチできる世の中になったことも、この手法を後押しする一因になっています。

<メリット>

既に成功事例として存在するビジネスを模倣するため、成功確度は高い

<デメリット>

他社からも容易に真似されるリスクが伴う

安易なコピーに終わらず、自社の強みとも連携させて事業を成長させることで競合に対する優位性を担保し、収益を向上を目指しましょう。

新規事業のアイデアで困ったらPMFコンサルティングへ

PMFコンサルティングではこれまで携わった多様な種類の案件知識をベースに、事業やプロダクトを最適化していくプロフェッショナルとしてお客様に伴走します。

新規事業の企画フェーズから運用フェーズに至るまで、各タイミングでの最適解を提供します。
ビジネスの流れの激しい変化の時代だからこそ、リアルなパートナーとして寄り添えるコンサルティング会社と、チャレンジへのモチベーションが高い社長や社員が一丸となって組織を強くしていきましょう。

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