新規事業アイデアはどう考える?成功事例に学ぶ考え方!

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新規事業アイデアはどうすれば思い浮かぶのか

そもそも新規事業にはアイデアが必要です!と言うと、多くの人が「私には荷が重いです」と及び腰になることでしょう。

ですが、それは発想の方法を知らないから難しいと感じているのではないでしょうか。

問題解決の手法に様々なフレームワークがあるように、アイデアの発想にも役に立つフレームワークが多数存在します。

まずはアイデアを考える手法を知り、事業アイデアを生み出すために役に立つ思考回路を習得していきましょう。


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アイデアの生み出し方

アイデアを生み出す場においては、パッと思いつく閃きも大切ですが、それ以上になぜそのアイデアが生まれたのか、どう効果的なのかを説明できる論理性が重要となります。

漠然とした「これよさそう!」ではなく、データをもとに仮説を立てた「これよさそう!」の方が事業アイデアにおいては重要になります。

ここからはアイデアを生み出す考え方について見てみましょう。

自由に新規事業アイデアを出すビジネスパーソン

ブレインストーミング

複数人で1つのテーマに対し、自由に意見を出し合うことで新たな発想を生み出す手法です。
三人寄れば文殊の知恵と言いますが、まさに複数の頭を使うメリットを集約した思考法です。

ブレインストーミングを実施する際、絶対に守りたいルールが3つあります。

  1. 質より量!アイデアの質にこだわらない
  2. 自由な発言が意義!誰かのアイデアを否定しない
  3. 最後にアイデアを集約!出たアイデアを放置して終わらない

上記のルールとプロセスを守ることでブレインストーミングの効果は最大化されます。

発想を組み合わせる

新規事業のアイデアを考えるというと全くの0→1を考えないといけないと思い込みがちですが、そんなことはありません。

正直全てを0→1で創造することは大変難しいことです。

全く世に出ていない革新的なサービスで、誰も思い付いていない独創的な仕組みを考えようとすると、出口のない思考の迷路に陥ります。

大事なことは「市場(顧客)に受け入れられる新しい発想」を生み出すということです。
つまり、既存の事業を組み合わせて新しい事業に展開することも立派な新規事業へのアイデアなのです。

こうした掛け算の発想をするためには、様々な新規事業の事例を調べたり既存のビジネスの成立背景を調べたりすることが役に立ちます。

世界中で生み出され続けている新しいビジネスがそのヒントを持っています。
一切関係ないと思った分野同士の掛け算がイノベーションを起こすこともあると覚えておきましょう。

自分をその場に置いてみる

体験して初めて思い至る、そんな経験が誰しもあると思います。
アイデアを考えるとき、自分自身をユーザーの立場に置いて体験してみると思わぬ発見があるものです。

昨今の事例でいえば、頭で考えていたリモートワークと、実際にやってみたリモートワークでは想像と現実にギャップがあったことでしょう。

そうしたギャップに目を付け、コロナ禍におけるリモートワーク需要で大きく収益を上げた企業もあります。

実体験をしてみることは、頭の中で考えているだけでは分からなかった想定とのギャップを発見したり、追加の発想を得たりする上で非常に役立ちます。

社内外からアイデアを募集する

アイデアの募集は個人のスタートアップの場合は難しいかもしれませんが、企業の社内新規事業などの場合に役立つ方法です。

新規事業に向けてのアイデアを公募し、そこに賞金やキャリア形成などのメリットを提示することでモチベーションある意見を集めることができます。

また役立ちそうなアイデアが出た場合は、それをもとにプロジェクトチームを結成し、実際に新規事業として動かすことも可能です。

出てきたアイデアを活用するためのフレームワーク

新規事業アイデアを考えるビジネスマン

せっかくアイデアが出たからにはそれを活かす手法も必要です。

キラリと光る原石を磨き上げるためのフレームワークを以下にいくつかご紹介します。
用途に合わせて使ってみましょう。

KJ法

大量の情報を効率的に整理する手法であり、前述のブレインストーミングと合わせて使うと効果を上げることができます。

漠然と散らばったアイデアをグルーピングして図解化し、その後文章化することで一つの意味のある集合体に変えることができます。

<使い方>
  1. ブレインストーミング等でアイデアを付箋等に書き出す
  2. アイデアをグルーピングしていく
  3. それぞれのグループの関係性を図解化する
  4. 図解化した内容を文章化する

オズボーンのチェックリスト

アイデアの改良や応用に向いた解決型の手法です。
※SCAMPER(スキャンパー)法とも呼ばれています。

事前に設定されたチェック項目に回答することでアイデアを深掘りしていく手法となります。

<チェックリスト9ヵ条>
  1. 転用(Other uses):他の使い道はある?
  2. 応用(Adapt):似たものがあるか?真似できる?
  3. 変更(Modify):新しい修正は可能?
  4. 拡大(Magnify):何か要素を付加できる?
  5.  縮小(Minify):何か要素を削減できる?
  6. 代用(Substitute):他のアプローチはある?
  7. 再調整(Rearrange):既存の要素にアレンジを加えられる?
  8. 逆転(Reverse):用途を逆転できる?
  9. 合体(Combine):他の要素と組み合わせたらどうなる?

マンダラート

目標達成へのプロセスを明確化する手法です。

アイデアが生まれた後、それをどのように実現するか目標達成までの道のりを視覚化することに優れています。

タスクを可視化しやすいため、目標達成までの方法で悩んだ時に効果を発揮します。

<使い方>1マンダラート=9マス(3×3)
  1. 1マンダラートの中央1マスに達成したい目標を記入
  2.  周辺8マスに目標達成に必要な条件を記入
  3. その必要な条件を中心1マスに転記したマンダラートを最初のマンダラートの周辺8ヶ所に展開
  4. それぞれの必要条件を達成するために必要な条件をその周辺8マスに記入
  5. 合計9マンダラート(81マス)が埋まった状態にする
  6. マス内の似た要素をグルーピングしていく(重複=重要)
  7. 重要なものから優先順位をつけて対応していく

マインドマップ

テーマと関連するキーワードを探る上で役立つ手法です。

用紙の中央に議題となるメインテーマを配置し、テーマから連想される情報を線で繋ぎながら放射状に展開させていきます。

それぞれの情報の相関性が一目でわかりやすく、各要素を図解していくことで思わぬ発見が得られることもあります。

ブレインストーミングの手法と併用することで、より効果的に使うことができるでしょう。

アンチプロブレム

思考が行き詰まった時に活用できる手法です。
本来解決したい課題とは逆の課題を設定することで解決策を求めていきます。

《使用例》
  • 本来の課題=質の高いリードを獲得する方法
  • 逆の課題=質の低いリードを獲得する方法

この時、どうすれば質の低いリードを獲得できるか?を肯定的なワードで考えてみましょう。

そうすることで、逆説的に「やってはいけないこと」「避けるべきこと」が明確になり、本来目指す課題解決を考える際の助けとなります。


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成功事例から考え方を学んでみよう

成功事例を表すブロック

新規事業は様々な切り口で展開されます。

時には社会情勢がきっかけで生まれる事業もあるため、常にビジネストレンドに意識を向けておくことが大切です。

1年、2年と時が流れるだけで、業界の勢力図が大きく塗り変わることもあります。
下記の事例を見てみましょう。

テクシアマシナリー株式会社

昭和22年創業の金属加工会社で印刷機で紙を送る際のローラーが主力製品。コロナ禍でのステイホームによる手芸市場の拡大に伴い、布をカットする機械の品質向上が求められていることを好機と捉え、布を送るローラーの開発に着手。

紙と布ではローラーの仕様が大きく異なることから、試行錯誤を繰り返して開発に成功。元々の確かな技術力に裏付けされた新製品は、メーカーからの新規受注を獲得。印刷関連業界以外への進出を模索していた同社の新たな事業の柱の一つとなっている。

WOTA株式会社

平成26年創業の水循環再生システム製造会社。一度使った水の98%を再利用可能とする水循環技術を基に、上下水道が使えない災害時等でもシャワーを浴びられる製品を提供してきた。

コロナ禍で手洗いのニーズが高まる中「入店前に手を洗えないか」という要望に対応。電源さえあれば水道不要でどこにでも設置できる環境負荷の低い水循環型手洗いスタンド「WOSH」(スマートフォン除菌機能搭載)を開発。

入店前に手洗いを可能にし、従業員や来店者に安心を提供できることから、小売店や商業施設、宿泊施設等での導入が進んでいる。

ラクスル株式会社

複数事業を展開するラクスル株式会社は平成21年に創業、その後急成長ベンチャーとしての注目度も高く、現在も新規事業への取り組みを積極的に行なっている。

代表事業である印刷・広告のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」は縮小する印刷市場の中で新たにネット印刷市場を生み出した。

コロナ禍でも過去最高額の売上高と売上総利益を記録し、成長を続けている。
また、ラクスルの事業モデルを転用した物流プラットフォーム「ハコベル」も成長基調にあり拡大が続く。

そして広告プラットフォーム「ノバセル」では広告出稿クライアントのニーズを満たす新サービスとして飛ぶ鳥を落とす勢いで成長、売上高10億円を突破し、ラクスルに次ぐ収益を上げる勢い。

ラクスル株式会社では、産業の隙間や余白といったポイントに目を向けて“新たな成長市場”を創造し、そこに“プラットフォーム事業”を展開することで、今までになかった急成長事業を創り出し続けている。

MeeTruck

運送会社向けの配車管理支援システム「MeeTruck」はソフトバンクと日通が共同で新会社を立ち上げ、両者が持つ強みを活かすことで生まれた新規事業。

業務効率化によって人手不足という物流業界が抱える課題を解決すべく誕生。従来のアナログ管理だった配車管理をデジタル化し、電話、FAX、メール、メモ、そして大量の書類を削減。

オンライン上で簡単な管理を実現した。

クラウドローン

銀行とローン利用者をサイト上でマッチングすることで、銀行側とローン利用者側の双方のニーズを満たすサービス。

クラウドローンでは、サイト上で全国の銀行から最適なローンを見つけてオンライン申し込みができるため、銀行側は集客を増やせる、ローン利用者側は手軽に条件のいい銀行を選べるというメリットのある新しい金融サービスとなった。

SPACEE TAKEOUT

新型コロナウイルス感染症対策の取り組みで生まれた飲食店サポートビジネス。

テイクアウトを取り入れたい飲食店に対して、導入費・販売手数料無料、決済手数料もわずか5%で利用できるテイクアウトオーダーアプリを開発。

店内のセルフオーダーやデリバリーの注文、キャッシュレス決済にも対応している。

テイクアウトレンタル

気になったカメラ機材を有料でお試しレンタルできるサービス。

カメラ機材のサブスクリプションサービス「GooPass」を展開する企業とビックカメラの提携により実現した。

利用者は高額なカメラ機材を購入する前に試せるメリットがあり、気に入らなければ返却できるシステムになっているため、買ってから後悔するというリスクを軽減できる。

HR君haichi

AIを活用した人員配置案の作成をサポートする企業向けサービス。

人事評価データや社員の基本情報などをもとに、AIが人員配置案を提案するため社内の人事担当者の負担を軽減できるシステムとなっている。

人事担当者の悩みを解決し、効率的に業務を推進できるようになるシステムが評価を得ている。

成功事例の特徴や共通点

上記のような成功事例も踏まえ、どのような特徴や共通点があるのか見てみましょう。

得意分野の応用・発展

全く未知の領域へのチャレンジに見える側面もありますが、基盤となっているのは自社の得意領域です。

時には属人的になる場合もありますが、社内リソースを有効に活用、転用しています。
既存ビジネスの知見を持って挑戦することは、事業を掛け算する際の大きな強みとなるのです。

またサービスを供給していく仕組みを持っているというのは、事業を継続していく上で大きなアドバンテージとなり得ます。

競争相手のいない(or 少ない)市場に参入

需要のある市場であっても競合があまりにも強い場合、参入障壁は高くなります。

競争相手が不在ならベスト、もしいる場合でも明確な差異やメリットを打ち出すことができれば勝算はあります。

自社の強みを活かしつつ、ニッチな領域と掛け算を行うことで独自性を生み出すことが可能です。

明確なターゲティング

新規事業を展開する以前に、狙う顧客がどこにいるのか、新規展開を狙う領域ではどのようなニーズがあるのかを踏まえて市場調査を行います。

世の中の需要や他社の動きを見極めることで、ターゲットを絞りましょう。

ビジョンファーストではなく、ニーズファーストで考えることでペルソナをクリアにし、誰のどのような不満を解消していくのか考えていきましょう。

市場に参入するタイミング

新規事業の創出において、参入のタイミングは特に重要です。
コロナ禍による外出自粛や巣篭もり消費によって、突発的に台頭した需要や市場も存在します。

こうした社会の情勢の変化は新規ビジネスが生まれる潮目となります。

変化が求められたタイミングで対応できた企業は、このコロナ禍で大きな商機を獲得できたのではないでしょうか。

今後もこうしたコロナ禍のような突発的な社会現象だけでなく、時代の移り変わりも含め変化のタイミングを見極めるセンスが新規事業には求められます。

新規事業のアイデアを生み出すために

新規事業アイデアを思いついた脳

新規事業のアイデアは世の中の至る所に転がっています。
常にアンテナを貼り、どこに不平、不満、不便があるか考えるだけでも気付きの源泉となります。

アイデアに自信がない人であっても、事例をもとにアイデアをインプットしていくことはできます。

実際、世界中でスタートアップ起業家たちが日夜新たな新規事業アイデアを検証しています。

産業が進化し、需要が多様化し、人が何かを欲する限り、新規事業のアイデアは生まれ続けます。
まずは自身のアイデアの引き出しを増やし、準備をしていきましょう。


ちなみに、新規事業を考えるのが上手い人には2パターンあります。

  • 自分のセンスと閃きでオリジナルの発想を生み出す才能型
  • 様々な事例例を理解・模倣・改善して新しい発想を生み出す努力型

前者に憧れを持つ人も多くいると思いますが、なかなかそう上手くはいきません。
しかし後者であれば、誰でも成ることができます。

優れたビジネスモデルを模倣することは恥ずかしいことでも卑怯なことでもありません。

身近な例でいえば、月極という言葉をサブスクリプションという言葉に変換して展開しただけで、斬新な手法だと消費者に思わせた事例もあります。

過去の事例は必ず新たな発想の素材となり得ます。
様々なアプローチを検討し、事業アイデアを組み立て、胸を張って挑戦していきましょう。

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