日本初、顧客のPMFを行う会社

COLUMN 新規事業コンサルの伴走で新たな事業を成功に導く!

新規事業立ち上げ支援 2022.10.10

新規事業コンサルティングの役割とは

成功と失敗への道標

新規事業コンサルティングの役割とは何でしょうか?

事業のライフサイクルが短期化する中で、様々な市場で新規事業は日々生まれ、日々消えていっています。

新規事業の成功率(軌道に乗り収益化できるまで)は全体で7%程度と言われています。

どの企業であっても新規事業を成功させたいと思っているにも関わらず、なぜこんなにも成功率が低いのでしょうか。

新規事業へのチャレンジとは、わずか7%の成功確率に賭けて挑戦するギャンブルなのでしょうか?

いいえ、違います。
多くの新規事業が1年や2年という短期間で撤退してしまう背景には明確に原因があります。

新規事業コンサルではお客様の取り組む新たな事業に対し、実現性のある価値を創出し、生まれた事業をドライブさせるための専門的な知見からその成功を請負っていきます。


PMFコンサルティングでは豊富な新規事業開発の実績から、必要なサポートを的確に提供し、お客様の成功にコミットします

新規事業を成功させるために最低限必要なこと

新規事業を軌道に乗せるためには、まず越えないといけないフェーズがいくつかあります。
これらに1つでも躓いてしまうと、途端に新規事業へのアクションは失速、停滞します。

やるべきことを理解し、どこにリソースが足りていないのか把握していきましょう。
ベンチャーの起業であっても、企業内の新規事業であってもやることはほぼ同じです。

新規事業のアイデアを出す

新規事業を始める場合、当然ながらアイデアがないと何も動き出しません。
そもそも何をやるのか、事業アイデアを固めていきましょう。

0→1のイノベーションと考えるとハードルを高く感じますが、アイデアを生み出すために効果的なフレームワークもあります。

そういったワークツールも活用しアイデアを生み出していきましょう。


【関連記事】
新規事業アイデアはどう考える?成功事例に学ぶ考え方!

市場調査をして顧客ニーズを把握する

顧客のニーズが無いところにビジネスは成り立ちません。

「SDGsな内容ならウケるだろう」とか「DX(デジタルトランスフォーメーション)が役に立つだろう」という「だろう判断」は失敗の元になるので、まずはファクト集めをしていきましょう。

仮説は重要ですが、アンケートでも何でもいいのでまずは市場調査を実行し、定量的にデータを取り、顧客ニーズの把握に努めます。

この段階で的確に顧客のペルソナを分析できていないと、後になって取り返しのつかない状態に陥ることもあるので注意が必要です。

精度の高い仮説を設定するためにも、定量的・定性的なデータは必ず必要になります。

事業ドメインを定義する

新規事業の方向性が決まったら、今度は展開する領域(ドメイン)を検討します。

事業ドメインを考える際は「物理的定義」と「機能的定義」を意識することで自社の目指す姿や方向性を明確にしていきましょう。

それぞれの定義をデータに基づき具体性を持たせることで、事業イメージがわかりやすくなります。

  • 物理的定義=何を作りたいか
  • 機能的定義=使用することでどうなってもらいたいか

事業化の可否を見定める

事業化するからには収益を上げられる構造でなければいけません。
検討を重ねた結果、事業を立ちあげない方がいいパターンもあります。

下記のような場合は再検討を推奨します。

  • 顧客ニーズはあるが競合が強すぎて勝てる見込みがない
  • 顧客ニーズに応える商品を作ったが、ニッチすぎて市場が小さく顧客が少ない
  • 素晴らしい商品を考えたと思ったが、市場にニーズがない

Mission、Vision、Valueを策定する

通称MVVとも呼ばれ、企業やそこに所属するメンバーの行動指針を示します。
チーム内の意識統一を図ることで効果的に目標へ進むことを支援します。

何より行動規範が統一化されることで、指示がないときでも能動的に業務に取り組み、主体的に判断できるメンバーが育ちやすくなります。

  • Mission(ミッション):企業が社会に対して「なすべきこと」
  • Vision(ビジョン):企業が目指す「あるべき姿」
  • Value(バリュー):企業の構成員が「やるべきこと」

新規事業の計画を立案する

「いつ」「誰が」「何をするか」のビジネスプランを立てます。
調査データや事業ドメイン、MVVをベースに具体的かつ現実的なプランを構想していきます。

この時、つい「あれもやらないと、これもやらないと」と思考が分散しがちになりますが、まずは目指す目標・ゴールを設定し、そこから逆算してプロセスを構築しましょう。

新規事業を最短距離で立ち上げるためには、無駄なくステップを進める段取りが重要です。

必要な業務を洗い出し、誰がいつまでに対応するのかタスクを管理しながらプロジェクトを進行することで、限りあるリソースを有効活用していきます。

新規事業コンサルティング会社を頼るメリット

新規事業コンサルを活用する際のメリットを考えている。

上記に挙げた最低限必要なことで、1つでも自社のリソースでやり切るには不安がある場合、迷わず外部の新規事業コンサルに頼ることを推奨します。

なぜなら、新規事業コンサルに頼る一番のメリットは新規事業の成功率が高まるからです。

成功確度を上げるために、新規事業の各フェーズ(①市場調査/事業企画 ②仮説検証/PoC ③事業化/グロース)で専門的な知見を用いて伴走していきます。

多くの場合、新規事業には大きな資金が投入され、任されたプロジェクトメンバーもその成功に向けて社内から大きな期待がかけられます。

当然失敗すればその資金は失われ、同時に担当メンバーも評価を下げることになってしまいます。

しかしながら、企業が新規事業を初めて立ち上げる場合やスタートアップの場合、社内の誰も新規事業開発をした経験がないということもあり得ます。

アイデアの実現性、開発プロセスの妥当性、分からないことだらけのまま進むのは、地図とコンパスを持たずに知らない土地を進むようなものです。

新規事業撤退という悲しい未来を作らないためにも、早期に新規事業コンサルティングを活用して足りないリソースを補うことがプロジェクト成功の鍵を握ります。


マーケットに合わない事業をゼロにする
マーケティングとセールスの壁を取り払う

日本初、顧客のPMF(プロダクトマーケットフィット)を行う会社。
PMFコンサルティングで市場にマッチした新記事業を立ち上げる。


新規事業コンサルティングの活用で得られる3つのメリット

プロジェクトメンバー内だけで完結できれば、それが最も低コストかもしれません。

しかし僅かでも不安がある場合、新規事業コンサルティングを入れることでその不安は解消され、結果的には大きな利益を得ることができます。

1、柔軟な発想や斬新なアイデアが生まれる

アイデアは思考の連想ゲームに近いところがあります。
柔軟な発想や斬新なアイデアは、一見関係なさそうな要素が思わぬ有機的な結びつきをすることで生まれます。

新規事業コンサルは常に事業の成功を考え、様々な業種の成功事例を知っているからこそ、企画の段階から他社との差別化を図るポイントを考えることができます。

市場のトレンドやデータをもとにディスカッションし、プロジェクトメンバーの思考や発想に刺激を与える役割を果たすこともできます。

そして発想にスピード感や納得感が生まれることで、チーム内の発言が活発になりメンバーのモチベーションを上げることにも繋がっていきます。

2、事業戦略やビジネスモデルへの客観的意見が得られる

新規事業コンサルティングをする上で要となるのがPSF(Problem Solution Fit)やPMF(Product Market Fit)の状態をどのように作り上げるかです。

  • そのビジネスモデルは本当に顧客の問題解決に繋がるのか?
  • そのビジネスモデルは本当に利益を生む構造になっているのか?
  • その商品やサービスは市場ニーズと適合しているのか?
  • その戦略の根拠は正しいのか?

上記のような問いかけもし、プロジェクトメンバーと共に視野を広げて地盤を固めていきます。

新規事業の場合、社内議論が活性化する一方、決まった人員の中で視点が内向きに閉じこもってしまうことがあります。

その上、自身のアイデアに思い入れも強いため、つい希望的観測をしてしまいがちです。
時にはセクショナリズムや社内政治の観点から正しい意思決定が難しいパターンもあります。

そうした時に第三者として、実績ある立場からの客観的な意見や説明は少なからず影響力を持ち、適宜軌道修正を図ることに役立ちます。

3、事業運用の推進力が増す

事業全体を俯瞰しつつ、個別に発生する問題に対しても状況に応じてメンバーと共に対処します。
事業の安定稼働に向けて調査、検証、試行を繰り返し、細かくPDCAを回すことで修正点を洗い出します。

そしてマーケティング→セールス→CSへの流れを総合的に整え、事業運用の最適化を図ることで強固な運営体制作りを支援します。

常に取り組むべき課題、習得すべきスキルを明確にし、メンバーの成長を促進することでチームの総合力を底上げし、人材が育成されることで事業全体の推進力が向上していくのです。

新規事業コンサルティングを頼る前に準備する2つのこと

新規事業コンサルに頼る前に準備をしよう。

新規事業コンサルティングはプロジェクトを成功させるための大きな力となりますが、あくまでもツールです。

大前提として自らが主体的に動くこと、それがあくまでも求められます。
新規事業コンサルは目標に向かって走る顧客に伴走し、適切なペースでゴールへと導くのが仕事です。

このコンサルという伴走ツールへの投資対効果を最大化させるためにも、大きく2点準備をしておきましょう。

  1. 新規事業で実現したいことを明確にする
  2. コンサルタントに期待する内容を明確にする

それぞれの観点で見てみましょう。

新規事業で実現したいことを明確にする

1つ目のポイントは新規事業によって実現したい内容を明確にすることです。

新規事業はコンサルタントが作るものではありません。
「こんな商品/サービスを作りたい」を実現させるのが新記事業コンサルティングの役割です。

想いや目標を相互に共有することでベクトルが一致し、大きな推進力になります。

コンサルタントに期待する内容を明確にする

2つ目のポイントはコンサルタントに期待する内容を明確にすることです。
漠然とただ一緒に新規事業を進めるだけでは、コストがかかるばかりで効果的とは言えません。

「どのような数字を達成したいのか」「どのような状態を改善したいのか」など、具体的な達成目標を定めることでどのような支援が必要か判断できます。

また、社内の文化や想定される懸念を事前に共有しておくと、組織内での立ち回りがスムーズになりますので、特に社内調整の後押しをしてほしい時など、事前に組織内の力関係なども共有しておくと良いでしょう。

とはいえ、明確に言語化するのが難しいこともあるかもしれません。

そういう時には、プロジェクトを共に進めるパートナーとしてディスカッションやブレストを重ねてすり合わせをしていきましょう。

新規事業を成功させるために

新規事業コンサルティングでは相性も非常に大切です。
コンサルタントによって得意分野や専門分野が異なることもあります。

昨今のコロナ禍において、数多くの新規事業が生まれましたが、コンサルタントとの相性の悪さから事業がうまくいかなかったという事例もあります。

大きくコストをかけて取り組む新規事業ですが、小さな綻びから全体が瓦解してしまうこともあるのです。

時には勢いに任せて一気に進むことも必要かもしれません。
しかし基本的には相互の信頼関係がないと、心配事や懸念点を素直に話すことが難しくなります。

なのでまずは相互にしっかり話をして、この会社・人になら任せられるという関係性を築くことが大切です。

クライアントとコンサルタントが相互に信頼し合って事業に取り組むことで、より良い成果へと繋がっていきます。

インキュベーションの活用

インキュベーションとは、起業や事業の創出のサポートを意味する経済用語です。

新規事業の創業期では既存のリソースだけでは足りないことも多く、ヒト・モノ・カネがショートすることで撤退となるケースもあります。

創業フェーズでは資金がないから外部コンサルに依頼する余力はないと考える方もいますが、インキュベーターとなるベンチャーキャピタルや自治体などを活用することで、資金の支援を調達していくことも可能です。

PMFコンサルティングは新規事業に強い!

新規事業を成功へと導くために、PMFコンサルティングでは悩みを抱える企業に寄り添います。

「PMF(プロダクトマーケットフィット)に是非取り組んでみたい」
「売上が振るわないが、営業に原因があるのか、商品に原因があるのかわからない」
「セールス、またはデジタルマーケの文化を社内に根付かせたい」
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PMFコンサルティングは新規事業を創出し、そしてサービスやプロダクトをブラッシュアップしていくスペシャリストとして事業成功まで一気通貫で徹底的に伴走していきます。

インキュベーターとしてよりよいサービス提供に向けたイノベーション創出や、アクセラレーターとしてのビジネスの成長、拡大への貢献など幅広くスタートアップを支援します。

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